「特集」アーカイブ(2001年8月)

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8/31 コンビニ強盗に襲われた時の護身術講座
8/30 モー娘。新メンバー決定(大完結編)
8/29 モー娘。新メンバー決定(完結編)
8/28 モー娘。新メンバー決定(後編)
8/27 モー娘。新メンバー決定(中編)
8/26 モー娘。新メンバー決定(前編)
8/25 SMAP稲垣、逮捕!


8月31日(金)

「今日の特集」〜コンビニ強盗に襲われた時の護身術講座

 さて、今日の特集です。芸能ネタばかりじゃありません。社会ネタもやりますぞ。ネタが数日遅れなのは昨日までの特集が長すぎたせいです。ま、ニュースサイトじゃないから良いよね。……こら、そこ! 「『ちゆニュース』のパクリのクセに」とか言わない! 人を倉木麻衣矢井田瞳と一緒にするんじゃない! 失敬な。

 今日はコンビニでバイトなどされている方のための護身術講座です。これを見れば強盗に襲われても万全です。武術の心得が無くても、相手に指一つ触れずに撃退することが出来るというのですから驚きです
 別に根拠の無いデマカセを言っているのではないのですよ。このサイトは日武会の回し者ではありませんからね。
 この講座は、本当に強盗事件に遭った人が実践した強盗撃退法を、直接あなたにレクチャーするのですから、信頼度は抜群なのですよ。

 さて、この強盗事件が起こったのは、今月27、28日の両日、いずれも早朝です。犯人は、テレホタイムに出会い系チャットでもして、皆が落ちてから強盗に出かけたのでしょうか。
 この20歳前後、身長170cm程度で痩せ型の強盗男は28日午前4時50分頃、神奈川県海老名市の「スリーエフ海老名望地店」に、客を装って入店します。客を装って、であり藤田容疑者を装って、では無いところを見ると、エロゲーマニア(しかも、あゆ萌え)だったかどうかは不明です。
 で、この男はいきなりカウンターを乗り越えるという強硬手段に出ます。そして、店員が面食らったスキを見逃さず、「借金に追われて金が必要だ」と説明します。そうして場の雰囲気が「目撃ドキュン!」みたいになったところで、ナイフを突きつけて「金を出せ」と店員を脅したのです!
 この一連の行動を推察すると、この男は、強盗という凶悪犯罪を実行する時でも、キチンと手順を踏む冷徹な人間のようです。これだけ冷徹な人格なら、人殺しなどスカ屁とも思っていないでしょう。
 さあ、この極限状態でナイフを突きつけられたのは19歳の男性店員でした。冷徹な強盗犯にナイフで脅される。ハッキリ言って人生最大のピンチです。しかしこの店員は、たった一言の言葉で、しかも相手に指一本触れず強盗を撃退したのです! なんと凄いのでしょう! まさにスーパー店員(コンビニだけど)、山口百恵のダンナ(の人形)も脱帽です。
 さあ、その超絶なる威力を秘めた言葉を紹介しましょう。
 その言葉とは、コレ(↓)です!(白い部分をドラッグしましょう)

  出せないッスよ。  

 おお、なんと凄い言葉なんでしょうか! 
 まさに日本独自の文化である敬語と、欧米人が得意とする毅然たる対応の集大成です。
 まさに彼こそ「No! と言える日本人」石原慎太郎東京都知事も、こんな若者が出てきて大喜びでしょう。参院選で全てを失った徳田虎雄に代わり、この19歳の店員が石原新党のナンバーツーになるかも分かりませんね

 しかし、話はこれだけでは終わりません
 実はこの冷徹な強盗犯、なんと前日もコンビニに押し入って凶悪犯罪をしでかしていたのです!
 27日早朝、この男は同じく海老名市内の「サークルK海老名上今泉店」に押し入りました。彼はこの時も手順を踏み、「友だちに金を返さないといけない」と説明した後、包丁を突きつけています。こんな冷徹な男の友人です。しかも借金取りひょっとしたら『ナニワ金融道』の桑田はんのような人間かもしれません。これは金を返さないと、とんでもないことになりそうです。ここまできたら、金を返すためには強盗しかありません。男の意思は固かったはずです。
 しかし、この包丁を突きつけられた53歳の男性店長もまた、21世紀の日本を石原新党と共に担う男だったのです!
 そうです。彼もまた、たった一言で冷徹な凶悪犯を撃退したのです。しかも指一本触れないまま包丁を取り上げるという、エスパー魔美みたいな真似までやってのけました。
 その黒魔法のような言葉はコレ(↓)です。(白い部分をドラッグしましょう)

   よこせ。

 ……もう凄いとしか言いようがありませんね。この店長、言葉だけでヒクソン・グレイシーも秒殺できそうな気がします。

 さあ、忘れないうちに復習です。
 あなたがコンビニなどで店番をしていたとして、強盗が入ってきたとします。強盗は恐らく、みのもんたに相談すればいいような事をあなたに語った後、包丁を突きつけてくるはずです。
 さあ大ピンチです。命の危機が迫りました。しかし、慌ててはいけません。
 もし、「金を出せ」と脅されても、毅然とこう告げましょう。

 出せないッスよ。

 こう言うと犯人は諦めるはずです。しかし包丁は持ったまま。怖いですね。しかし、落ち着いてこう言えば大丈夫です。

 よこせ。

 ……さあ、もう覚えましたね。これでいつ強盗に襲われても大丈夫です。いざという時は、この護身術で必ず犯人を撃退できます。犯人を撃退した暁には、石原新党から国会議員となる道も開けてくるのですから素晴らしい限りです。
 それでは皆さん、頑張って日本を担ってくださいませ。ではでは〜

 …………

 ……しかし、この強盗未遂犯、本当に弱そうだったんだろうなあ…。


8月30日(木)

「今日の特集」〜モーニング娘。新メンバー決定(大完結編)※文中敬称略

 新形式に変えてから、いきなりの反則技連発、申し訳ありません。今日で本当に終わります。
 それでは、駒木の知人の知人が、追加メンバーオーディション1次落選の経験があると知って大爆笑した、モーニング娘。(以下、モー娘。と略)のその後、そして現在です。

 2000年4月。石川・吉澤・加護・辻の4人が加入し、市井追放されて脱退して10人となったモー娘。この頃から、彼女たちの中に大きな変化が起こり始めます。
 これまでは敢えて触れてきませんでしたが、巷におけるモー娘。の評判として、常に語られてきたのが「コイツ等、仲悪そう」というものでした。
 確かに、学生時代、同級生をイジメまくってノイローゼに陥らせたリーダー・中澤裕子を筆頭に、年齢や性格の全く異なる女の子が大勢集まって仕事をするわけですから、人間関係を上手くコントロールしていくのは大変だったことでしょう。その上、給料が最高で手取り15万だったわけですから、心も荒むってもんです。今になって保田が、中澤と衝突したこともあったと匂わせる発言をしていますが、本当の所はそんなもんじゃなかったはずです。
 かつてのおニャン子クラブ
を思い出して下さい。控室では自民党のような堅固な派閥が形成され、荒んだ心を癒すためにニコチンが愛飲されていたではありませんか。憶測で物事を語るのは良くありませんが、モー娘。も、一番酷い時期は似たり寄ったりだったと思います。駒木の憶測は結構当るんです。知り合いの女の子が風俗に身を沈めたことを当てたことが有ります
 閑話休題。
 とまあ、仲の悪いままミレニアムを迎えたモー娘。だったのですが、10人体制になってから、ムードが一変します。
 これは多分に、当時新メンバー4人が、芸能人としての総合的な力量がシャレにならないほど低かった芸能界に不慣れで大変だったということと関係があるのではないかと思われます。
 まず、天然ボケで言う事が要領を得ない石川
 それをフォローするどころか、ますます不思議世界へと引きずり込む加護。しかもこの2人、加護の胸が成長して全国のロリ微乳マニアを落胆させるまで区別がつきませんでした。
 そして、「お前だけが頼りだ!」と注目を集めるも、歌をメロディーライン無視して棒読みするという、独自の戦いを繰り広げる吉澤トドメを刺す恰好に。
 この4人を目の当たりにした時の旧メンバー6人の心境を想像すると、同情の念を禁じ得ません。彼女たちは「どうすんだよコレ」と思ったことでしょう。
憶測ですが。
 こうなれば非常事態宣言です。これまで関係がギクシャクしていた彼女たちも、“会社が危機になった時だけ登場人物が一枚岩になる、ドラマ・『ショムニ』”のごとく、一致団結して新メンバー4人の調教指導にあたるようになりました。その結果、新メンバー4人も何とか一人前に成長し、モー娘。の貴重な戦力になることが出来たのです。
 それとほぼ同時期に、年功序列で給料も上げてもらいました。詳しくは不明ですが、納税額から判断すると、
10倍くらいに跳ね上がったのではないでしょうか。そう、懐のゆとりは心のゆとり。もう彼女たちが仲たがいすることも無くなりました。安倍なつみがダイエットに成功したのがその証拠です。あ、それと余計な事で恐縮ですが、エイベックスの圧力で『ASAYAN』から一時距離を置いたことで仕事量が軽減されたのも、好材料だったと思います。
 それにしても、給料が跳ね上がった途端に脱退者がいなくなるなんて、
人間の知恵って素晴らしいですね
 こうして、ようやくさらに団結したモー娘。は快進撃を続けます。
 まず、石黒と市井の脱退で活動を停止していた2つのユニット内ユニット(タンポポ、プッチモニ)が再編成&活動再開となり、それぞれ30〜50万枚の中ヒットを記録します。

 
これはモー娘。のこれまでの実績から考えると物足りなく感じるかもしれませんが、パクった歌と吉澤の棒読み歌でこれだけ稼げりゃ不慣れな新メンバーを抱えていたことを考えると、健闘の部類でしょう。
 9月には10thシングル『I WISH』をリリースします。この曲は売上げ65万枚(オリコン週間1位は獲得)と、やや伸び悩みますが、これは三文芝居番組『ガチンコ!』や、嘘で塗り固めた三流ソープオペラ「未来日記」でお馴染みの『ホントコ』、そして三流キャスター筑紫哲也の戯言を垂れ流しつづける
極悪TV局・TBSが仕組んだ陰謀なので気にすることはありません恨むなら、日本の恥・バレーボール日本代表を恨みましょう
 それを証拠に、12月にリリースした11thシングル・『恋愛レボリューション21』は、売上げ99万枚と、再びミリオン級の大ヒットとなりました。そうです。唾棄すべきは
TBSです! TBSの番組は、モー娘。が出ている『うたばん』以外観てはいけません
 昨年来の好調を維持したまま、大晦日には
3年連続の紅白出場を果たしました。いつの間にか、モー娘。は紅白歌合戦前半の目玉になっていました。これは元阪神の新庄選手が、大リーグで4番を打ったということに匹敵する珍事慶事だと言えるでしょう。
 ところが、モー娘。はこのままの体制でさらに飛躍していくんだ、と思われた矢先の2001年3月。結成当初からのメンバーであり、モー娘。のリーダーとしてメンバーを
ねじ伏せてきたまとめ上げてきた中澤裕子モー娘。脱退、ソロ活動専念を宣言します。「いつまで『娘』て言うてるねん」と罵声を浴びつづけられながらも、一意専心、モー娘。と共に歩んできた彼女のようやくの突然の脱退宣言は衝撃的でした。しかし、それはモー娘。が21世紀も国民的アイドルとして歩んでいくためには避けられない道でもあったのです。
 翌月、中澤は正式にモー娘。を脱退。彼女に代わり、2代目リーダーは
飯田圭織襲名就任しました。新設された副リーダーに保田圭を選んだあたり、バランス感覚に優れた好人事だと言えるでしょう。そう言えば、この頃から飯田が自然な笑顔を浮かべているシーンを多く見かけるようになりました。そんなに中澤と一緒にいると息が詰まったのでしょうか何か良い事があったのでしょうか?
 そして9人体制となり、2度目のシャッフルユニット企画で、再びつんく♂がメンバーに対する
萌え度の著しい差を露呈して間もなく、4回目となる新メンバー追加&オーディション開催の決定が告げられます。
 さすがにここまで年中行事化してしまっては、インパクトも大きくありませんでしたが、それでも夢を掴もうとする女の子たちの欲望希望は凄まじいものがあり、今回も20000人をゆうに超える応募が寄せられました。まるで本自体は全然売れないくせに新人賞の応募だけは殺到する文学雑誌の様相を呈しましたが、今回のオーディションもまた、
出来レースとはいえ大きな盛り上がりを見せました。
 そして、12thシングル『ザ☆ピ〜ス!』でのオリコン週間1位獲得の喜びも覚めやらぬ8月26日、恒例の合宿最終審査で歌や演技といった、モー娘。になるのに直接関係無い分野について審査が行われた末、ついに4名の新加入メンバーが発表されました。「前編」でも紹介しましたが、もう一度書いておきます。

 小川麻琴(13)
 新垣里沙(12)
 高橋愛(14)
 紺野あさ美(14)

 ……の4名です。バリエーションに富んだメンバーとなりましたが、特に異色なのは紺野つんく♂の、「この娘はハッキリ言って落第点だが、こういう娘こそロックだと思う」という、「お前、いしだ壱成から大麻でも貰ったんか」とか「モー娘。っていつからロックグループになったんや」と罵りたくなるような彼らしい発言でモー娘。入りが決まったのです。まさに業界の掟を垣間見たような思いになりましたね
 こうしてモー娘。は13人という過去最大規模の大所帯となりました。そして彼女たちはこれからも国民的アイドルとしての道を歩んでいくことでしょう。 頑張れ! モーニング娘。!

 ……というわけで、5日間に渡ってお送りしてきたこの特集、いかがでしたでしょうか。
 それでは、特集「駒木ハヤト、飯田圭織高橋愛のファンだと高らかに宣言」を終わりたいと思います。 (この項終わり)


8月29日(水) 

 「今日の特集」〜モーニング娘。新メンバー決定(完結編)※文中敬称略

 このシリーズも今日で完結編です。本当に完結できるかどうか、これを書いてる時点では予断を許さない状況では有りますが。
 それでは、最近になって追加メンバーオーディション1次選考通過者のハメ撮りビデオ(しかも相手は従兄)というやけに生々しいブツが巷に溢れ出した、モーニング娘。(以下、モー娘。と略)のそれからです。

 さて、強力新メンバー・後藤真希の加入と同時に、セールスの落ちていた楽曲にもテコ入れが加えられました。編曲担当ににダンス☆マンを迎えての、“楽曲2大プロデューサー体制”の確立がそれです。このパパイヤ鈴木を小マシにしたような新プロデューサーが、モー娘。を黄金時代へと導いたのです!
 1999年9月9日という、やたら縁起の悪い日に発売された新体制第一弾の7thシングル・『LOVEマシーン』一向に改善の兆しが見えない歌唱力で勝負するのを断念し、歌よりもダンスに似た激しい振り付けをアピールしてゆくという方向性に転換したのが、“ロト6のCMに出てくるSMAPの中居メンバー”並に大当たり。これがとんでもない大ヒットとなります。
 オリコン3週連続(通算4週)1位、トップ10位以内に11週連続ランクイン、そして1999年の年間売上げ第7位売上げは何と165万枚で楽々ミリオン突破! このいきなりの大ブレークで、モー娘。は一挙に国民的アイドルグループへと成り上がりました。しかし今になって思い返してみると、この曲が出た頃は、まだ日本は不景気と言ってもシャレで済む範囲だったのだな、としみじみしてしまいますね。あの頃、カラオケボックスで、部下のOLさんたちと一緒に「ウォウ!ウォウ!ウォウ!ウォウ!」などとマラカスを振っていたお父さん方の内、今頃何万人が職を失っているのかと思うと、涙がチョチョ切れそうになってきます。
 話を戻しましょう。この大ヒットの直後、昨年結成されたはいいが、中途半端な売上げで暗礁に乗り上げかけていたタンポポに続くユニット内ユニット、プッチモニが結成されます。メンバーは後藤・保田・市井の追加加入組3人。11月に発売された1stシングル『ちょこっとLOVE』は、「後藤1人でお荷物の2人を引っ張りきれるのかよ」と言うもっともな外野の声をよそに、これまたミリオンの大ヒット(売上げ112万枚・オリコン2週連続1位)となります。このヒットで、これまでモー娘。をイロモノだと貶していた人たちも、とうとうJポップ界の未来もろとも諦めた改心したようです。まさに時は国民総モー娘。ファン時代となりました。勢いに乗って2年連続の紅白出場も決定です。
 しかし、ここで哀しい出来事が。12月、結成時からモー娘。を支えてきたメンバーの1人、石黒彩がモー娘。脱退と芸能界引退を表明します。理由は「『LOVEマシーン』の大ヒットで芸能生活に区切りがつき、もう1つの夢である服飾デザイナーへの道を進みたいから」というものでしたが、後になって『LUNA SEA』の小デブドラマー・真矢の子供を妊娠していたことが判明し、「アイドルが中出しされるとは何事か」と話題になったのは記憶に新しいところです。彼女は翌年1月、惜しまれながらモー娘。を去っていきました。
 翌2000年も、モー娘。の勢いは止まりません。1月26日にリリースされた8thシングル『恋のダンスサイト』がまたまた大ヒット。オリコン1位こそ逃しましたが、123万枚を売上げ、またもミリオン達成です。
 そのシングル発売の4日後には、つんく(現:つんく♂)のメンバーに対する萌え度の差を世に知らしめた、いわゆる“赤・青・黄”のシャッフルユニット結成、そしてモー娘。にとって3度目になるメンバー追加と、そのための大規模なやっぱりほぼ出来レースオーディション開催を決定します。今度の増員は最大3名。1人減ったら倍返しor3倍返しという、小学校で先生から割り箸を借りた時の掟のようなシステムが今回も機能した形となりました。
 2ヶ月に渡るオーディションの間も、試写会を観たあるない人から「代走の代走を出さんかえ!」とか「『ピンチランナー』やなくて『ピンチなランナー』やろ!?」というごもっともな辛らつな意見が出た、映画『ピンチランナー』の製作など、話題にはこと欠きませんでした。このあたり、さすがです。
 そして、4月16日、25000人という全盛期の「アメリカ横断ウルトラクイズ」を髣髴とさせる大人数の中から、業界のルールに従って新メンバーが選ばれました。それが石川梨華・吉澤ひとみ・加護亜依・辻希美の4名です。
 当初の予定である3名増員から、急遽4名増員に変更となったのには理由がありました。それは、モー娘。の第1次追加メンバーで、プッチモニのメンバーでもあった市井紗耶香のモー娘。脱退表明です。理由は「シンガーソングライターになるための勉強に専念するため」とのことでしたが、モー娘。内でも音楽センスの無さには定評のあった彼女の脱退理由としては説得力が皆無で、またも様々な憶測が飛び交いました。結局、決定的な情報は得られませんでしたが、最も信憑性が高い噂として、当時
手取り15万だった月給では、とてもじゃないがやってられなくなった、というものが挙げられます。(注:しかし、これはあくまでも信憑性の高い噂です)。
 まとめてみると、鈴木あみをPCエンジンだとすると、市井紗耶香はPCエンジンシャトルだった、というところでしょうか。ともあれ、市井は5月発売の9thシングル『ハッピーサマーウェディング』(売上げ99万枚・オリコン初登場1位)を最後に、モー娘。を追放同然に惜しまれながら去ります。
 かくして、モー娘。は10人となって新たなスタートを切ることとなったのです。
 (ああ、終わらなかった。明日の大完結編へ続く


8月28日(火)

 「今日の特集」〜モーニング娘。新メンバー決定(後編)※文中敬称略

 昨日はモーニング娘。(以下:モー娘。と略)の自堕落太りプロデューサー、つんく♂についてお話しました。いよいよ今日はモー娘。デビュー以後についてお話していきたいと思います。既に題名が有名無実化してますが、『行け!! 南国アイスホッケー部』よりはマシだと思います。 
 あと、今回は取り消し線(こんなの)が多いですが、大人の事情を慮ってくださると幸いです。

 さて、中澤裕子・石黒彩・安倍なつみ・飯田圭織・福田明日香の5名によって結成され、『ASAYAN』(以下、「番組」とする)が提示した条件をクリアしてメジャーデビューを果たしたモー娘。は、ついに1998年1月28日、1stシングル『モーニングコーヒー』をリリースします。モー娘。についてあまり詳しくない方も、PVで中澤裕子が、年齢・容姿のどちらから考えても破滅的なほど似合わないフレアーミニスカートを穿いていた事は忘れたくても忘れられないのではないでしょうか。
 この『モーニングコーヒー』は、番組でプロモートをかけたこともあって、オリコン週間最高位6位、売上げ20万枚というスマッシュヒットとなります。健闘した部類でしょう。しかし、モー娘。はこのヒットと同時に
発覚した、目玉のはずの安倍なつみに意外と存在感がない上、他の4人はそれ以上にパッとしない、という致命的な弱点をカヴァーするため更なる飛躍を目指すため、緊急テコ入れ、メンバー増員を決定します。
 こうして同年5月、保田圭・矢口真里・市井紗耶香の3名が新加入し、モー娘。は8人となりました。
 この直後にリリースされた2ndシングル『サマーナイトタウン』売上げ倍増の42万枚達成、そして9月発売の3rdシングル『抱いてHOLD ON ME!』で、ついにオリコン初登場1位を成し遂げます(売上げ50万枚)。1人1人をアップで映したらパッとしないのを誤魔化すために、とりあえず頭数だけ増やしたこの補強策は大当たりし、モー娘。は誰が誰だか判んないけどトップアイドルの地位を確保することに成功します。
 この年はその他にも、中澤のソロデビューや、新メンバーによる小芝居オーディションで選ばれた矢口と石黒・飯田の3人ユニット「タンポポ」が結成、さらに上半期には受賞者が決定していると悪名高いレコード大賞の最優秀新人賞受賞や、歌唱力以上に事務所の力がモノを言う紅白歌合戦初出場など慶事が重なり、8人にとって飛躍の年となりました。
 ところが翌1999年、モー娘。は激震に見舞われます。
 1月、モー娘。結成時メンバーの1人である福田明日香が、学業専念を理由にモー娘。脱退、芸能界引退を表明します。他の女性Jポップアーティストと比べてもギリギリ合格点という、8人の中では飛びぬけて高い歌唱力を持つ彼女の脱退は、モー娘。にとって大きな痛手でありました。彼女を脱退に至らしめた理由については、様々な憶測が飛び交いました。真相については永遠の謎ですが、彼女がその後、痕跡も残さず芸能界から足を洗ったことを考えると、それ相応の何かがあったのだという事は確かです。
 この福田脱退からしばらくの間、モー娘。はメンバーの脱退と新加入を激しく繰りかえす激動期に突入します。余りにもメンバーの入れ替わりが激しいのでCMの出演依頼がほとんど来なかったのは記憶に新しい所です。
 さて、8人モー娘。としてのラストシングル(4th)『Memory 青春の光』(売上げ42万枚)の後、7人となったモー娘。ですが、戦力ダウンにもめげずに次々と新曲を発表していきます。まず5月に、5thシングル『真夏の光線』をリリース。全員が笑顔で歌い上げるという、アップテンポなナンバーでしたが、飯田の引き攣った笑顔が下手なホラー映画よりも怖かったせいか何故か売上げは23万枚と伸び悩み。7月に出した6thシングル『ふるさと』では、一転してバラードで勝負をかけましたが、バラードでは歌唱力がどうしようもないのがバレてしまいこれも何故だか伸び悩んで、売上げ17万枚とワースト記録を更新してしまいます。
 この時の関係者の危機感はただならぬものがあったと思われます。幸い、6月に新メンバー追加を決定していたので、これを機にいつまでもパッとしない安倍なつみに替わる新たな目玉となる新メンバーを、11000人で争われた出来レースオーディションの末に選び出すことにしました。そうして8月に新加入となったのが、後藤真希(愛称:ゴマキ)です。
 つんく(現:つんく♂)をして、「この娘は天才的に可愛い」と言わしめた魅力を備えた後藤は、加入時弱冠13歳という年齢と共に大変なインパクトを与え、またモー娘。に活力を与えることにも成功しました。そのインパクトたるや、「自分の時代は終わった」と自覚した安倍が、全盛期の渡辺徹並の猛烈な勢いで太りだすほどでした。
 この後藤の加入は結果的に大成功となりました。そう、いよいよモー娘。黄金時代の到来です。 (完結編に続く


8月27日(月)

「今日の特集」〜モーニング娘。新メンバー決定(中編)※文中敬称略

 さて、昨日はモーニング娘。がメジャーデビューを果たした所までお話しました。今日はその続きなのですが、その前に、彼女たちの産みの親であり総合プロデューサーであるつんく♂について語らねばならないでしょう。

 つんく♂(本名:寺田光男)は、1968年10月29日生まれ。中学生時代から音楽活動を開始した彼は、やがて関西のアマチュアバンドの聖地、大阪城公園で野外ライヴ活動を開始します。そして複数のアマチュアバンドを渡り歩いた末、『シャッターズ』、『乱』『QP』、以上3つのバンドからメンバーを集め、1988年12月に『シャ乱Q』を結成します。命名の理由は3つのバンドの名前を見てもらえれば容易に想像できると思います。まさにアマチュアバンド界の太陽神戸三井銀行ですね。
 その後、大阪城公園のカルトヒーローとして数年間実力を蓄えた『シャ乱Q』は、1991年、NHK-BSヤングバトル全国大会でグランプリを受賞し、プロへの道を歩み始めました。この「NHK-BSヤングバトル全国大会」という大会、そのヘンの事情に疎い駒木にはどのくらいの価値があるのかよく分かりませんが、NHK主催でアマチュアバンド限定の大会だったことを考えると、税金を使った『イカ天』という認識をしておけば、まず間違いないと思います。
 翌1992年、『シャ乱Q』は晴れてメジャーデビューを果たしますが、これが出すCD、出すCD全て泣かず飛ばす。オリコンで調べても、初期のCDについては売上げ枚数すら出てきません
 その後、見えないところで色々あったのでしょうが、1994年になってようやくマスコミへの露出&東京進出に取り掛かります。
 まず、手始めに近畿ローカルのラジオ番組のレギュラーを確保しました。しかしメンバー全員が出ていたわけではなく、つんく(当時)今ではお互いの電話番号も知らない関係のはたけが出ていたように記憶しています。ひょっとしたら記憶違いかもしれませんが、どっちにしろ彼らにとっては消したい過去なので、間違ってても、それはそれで構わないと思います。
 この番組は夜の電話リクエスト番組で、「リクエスト数が50に達したらワンコーラス放送」というちょっと変わった形式でした。しかもそのリクエスト数の設定が甘かったため、時々組織票でとんでもない曲がかかったりするなど、結構ドキドキさせられる番組でもありました。そして、つんくとはたけが出演している曜日
だけは、お約束のように『シャ乱Q』の曲に対するリクエストが殺到。これにより、絶大なプロモーション効果を得ることができるようになったのです。
 また、近畿ローカルの深夜番組への顔出しも怠りませんでした。
 あ、「東京進出」と言っておきながら、出ている番組が近畿ローカルばかりなのは、あまり気にしないで下さい
 特に、当時全盛を誇っていた伝説の低予算番組「テレビのツボ」では、当時調子に乗っていた、司会の芸無人・ぜんじろうを「師匠」と呼んでヨイショする腰の低さを披露。着々と知名度を上げていきます。 
 それでも、まだ将来に不安を抱いていたのでしょう。つんくは、当時売り出していた曲・「上・京・物・語」を引き合いに出し、
 「この曲が売れなかったら、『帰・郷・物・語』になってしまうんで」
 と、魂の叫びを吐露していました。
 ですが、この不安も杞憂に終わる時がやって来ました。そうです。大ブレイクの時がやって来たのです。 
 1994年10月、6枚目のシングルとなる「シングルベッド」で、いきなり120万枚を売り上げるディープインパクトが炸裂します。印税の総額は1億2000万円(推定)。これまでの苦労が報われた瞬間でした。もうぜんじろうを「師匠」と呼ばなくていいのです! 素晴らしい! ちなみにこの曲、桂正和原作のアニメ『D・N・A・2』の主題歌ですが、所詮は内容の破綻していたお色気マンガだったので、売上げは全て『シャ乱Q』の力だったと思われます。本当に素晴らしいですね。
 その後の約1年半が『シャ乱Q』にとってのピークになります。この間はCDを出せば全て大ヒット。まだCDが売れる時代だったとはいえ、たびたびミリオンも叩き出しました。
 しかし、音楽業界の栄枯盛衰は激しいものがあります。一時期Jポップ界を席巻した某SAMの嫁も、今では10万枚売るのがやっとのスマッシュヒッターになってしまうような世界です。当然、『シャ乱Q』の人気も永遠ではありませんでした。CDの売上げは徐々に目減りし、それと共にメンバー内の関係も冷え込みだします。
 普通のアーティストなら、ここで「フェードアウト→地元でスナック開業というコースを歩み始めるのですが、『シャ乱Q』、特につんくは先見の明がありました。そう、アーティストの道は諦め、プロデューサーへの転進です。
 当時は小室哲哉の全盛期でしたが、ここでもつんくは腰の低さを披露し、『ASAYAN』のオーディション企画をついにゲットします。それが、モー娘。結成当時の5人を世に送り出した『シャ乱Qのロックヴォーカリストオーディション』だったのです。このオーディションからモー娘。がデビューするまでの過程は昨日お話したとおりです。

 こうして、つんく(現:つんく♂)は紆余曲折の上、モーニング娘。という金ヅル金の卵を手に入れることができたのです。そして、耐用期限の切れた『シャ乱Q』と決別し、彼女たちと共に一歩一歩スターへの階段を上っていくのでした。 (後編へ続く


8月26日(日)

「今日の特集」〜モーニング娘。新メンバー決定(前編)※文中敬称略

 今日の特集は、今や国民的アイドルと言っても申し分ないモーニング娘。に、新規加入するメンバーが決定したことについてお送りします。
 現在9名のモーニング娘。(以下モー娘。と略)に今回追加されたのは4名。これでモー娘。は13名という大所帯になります。結成時から増えること8名。まさに一時期の押入れ収納ケースを思わせるような増え方ですね。
 さて、熾烈なほぼ出来レースのオーディションを勝ち抜き、新しくメンバーに加入したのは以下の4名です。

 小川麻琴(13)
 新垣里沙(12)
 高橋愛(14)
 紺野あさ美(14)

 ……なんと全員14歳以下です。凄いですね。揃いも揃って映画「バトルロワイヤル」が観られない人たちばかりです。しかも、13歳にしてマラソンの高橋Qちゃんにそっくりな老け顔の人とか、一昔前の児童ポルノに出てそうな人とか、早くも個性満開で将来が楽しみです
 さて、彼女たちが加入して13名になるモー娘。というユニットが誕生したのは、今から約4年前、1997年9月7日でありました。当時のメンバーは、中澤裕子・石黒彩・安倍なつみ・飯田圭織・福田明日香の5名でした。
なんだか、安倍なつみをソロで売り出すための叩き台というニオイがプンプンしますね。
 
今や一般公募オーディションの最高峰的存在となったモー娘。ですが、このモー娘。誕生の際には、オーディションは開かれませんでした。というのも、彼女たちは先んじて行われた、『シャ乱Qのロックヴォーカリストオーディション』に最終審査で落選したメンバーだったからです。要は敗者復活なわけですね。ちなみに、このオーディションで優勝したのは、今でも同じハロープロジェクトに属する平家みちよ。今の彼女とモー娘。を見比べると、「人生負けるが勝ち」という言葉が耳について離れなくなりますね
 こうして結成されたモー娘。ですが、所詮は敗者復活組、そう簡単にデビューさせてはもらえません。『ASAYAN』から提示されたメジャーデビューの条件は、次のようなものでした。

 インディーズのオリジナルCDシングル「愛の種」を、5日間で5万枚、手売りで売り切ること。

 ……常識的に言って、無茶です。例えば、オリコンの2001年8/27付シングル週間チャートを見てみると、1週間で50000枚売り上げた場合、なんと5位に入っちゃいます。
 しかし、ここからが『ASAYAN』の真骨頂。番組で毎週毎週、視聴者の不安を煽りまくる作戦に出たのです。このプロジェクトは2ヶ月続き、「もし自分が買わなくて、モー娘。が解散したら……」と思わせるまで煽りまくりました
 そんな努力の甲斐あって、彼女たちは4箇所目の即売会会場・ナゴヤドームでついに5万枚完売を達成したのです! これが後に『雷波少年』に受け継がれ、サムシングエルスをミリオンセラーアーティストの仲間入りをさせた
脅迫商法の始まりでした。
 あ、あと「どうしてインディーズのCD即売会の会場がナゴヤドームなんだよ!」とヤカラを入れてはいけません
そんな事を言う人は、もう少し世の中の仕組みについて勉強した方が良いと思います

 さあ、モー娘。は、ついにメジャーデビューを果たしました、しかし、これからもっと大変なことになってゆくのです。 (中編へ続く)


8月25日(土)

 「今日の特集」〜SMAP稲垣、逮捕!

 記念すべき特集1発目は、世間を震撼させたSMAP・稲垣吾郎逮捕の話題を取り上げたいと思います。
 まず、この一報が報道された時、そのニュースを聞いた多くの人が「質の悪い冗談やろ」と思った、と聞きます。それもそうです。稲垣吾郎、SMAPと言えば、天下のジャニーズ事務所の看板アイドルですそう、所属タレントがどれだけマンションで乱交しようが、自由自在、簡単に揉み消せるジャニーズ事務所です。それがいきなり逮捕とは! 驚かれるのも無理はありません。しかし、さすがのジャニーズも、現行犯逮捕では揉み消しようが無かったようです。
 今回、CMの降板が相次ぎ、早くも人生丸ごと棒に振った感のある稲垣容疑者。彼や彼が所属するSMAPは、今でこそ芸能界でも抜群の存在感を持つ売れっ子アイドルでありますが、今の地位に達するまでは、それなりの苦労があったと聞きます。
 詳しい資料が手元に無いのですが、彼らがTVに初めて姿を現したのは、今から15年ほど昔、彼らが小〜中学生の頃だったようです。
 その頃の彼らは、テレビ東京のヨゴレた三流コメディドラマ番組に、その番組に主演していた光GENJIの弟分として出演していました。
 彼らは「光GENJIがローラースケートだから、弟分はスケボーだな」という御無体な設定のもと、番組の中で毎週ほんの一瞬、スケボーでカメラの前を横切るだけという、「劇団ひまわり」の落ちこぼれがやるような仕事を黙々とこなしていました。駒木はそんな彼らを見ながら、「ああ、ジャニーさん、オキニの男の子食いすぎちゃって、無理矢理デビューさせなくちゃ仕方なくなったんだな」と思ったものでした。 
 その後、彼らは一旦、テレビから姿を消します。ほとんどのアイドルグループはここで命脈が絶たれ、ジャニーさんにヤリ逃げされたまま芸能界を去ってゆくのですが、SMAPは数年後、ブラウン管の向こうに再び姿を現しました。奇蹟の復活です。
 ですが、復活したとはいえ、まだまだSMAPとしての知名度は低いまま。九九が5の段までしか言えない諸星克巳率いる光GENJIの子分」という忌まわしい過去は、何とか無かったことにしましたが、全国区アイドルへの道はまだまだ遠かったのです。
 そんな下積みが数年続いた頃、転機が訪れます。
 近畿ローカルのTV局で始まった、「アイドルが司会を務めるバラエティ」というコンセプトの新番組の司会に、SMAPが抜擢されたのです。
 それまでTV東京の30分番組で、何故かバスケットボールばかりやらされてストレスの溜まっていた彼らは一念発起。近畿ローカルで、結構言いたい放題言えるという身軽さも相まって、彼らは一気にブレイクの道を歩み始めるのです。
 その当時の彼らのブレイク度は凄まじいものがありました。
 中居くんは、公開録画の会場に詰め掛けた数百人の女の子の前で、10分間に渡って
オナニー放談
 キムタクは、人生相談コーナーで倦怠期に悩む人妻からの相談を受け、
「奥さん、ガーターベルトを穿きなさい!!」工藤静香を口説いたような顔で力説
 ……と、このようにアイドルという殻と、人間としての何かをブレイクさせながら、彼らは次なるステージへと上っていったのでした。まあ、その途中で関西弁の歌を歌って不発、関西人一同の殺意を浴びるハメになったこともありましたが、そんなの抹消済みです。
 そうして、バラエティもこなせるアイドルとして全国区に名乗りをあげたSMAPは、ようやく現在の地位に到達することが出来たのでありました。その間に1人脱退して、自動二輪賭博の駒になったような気もしますが、そんな事を言うと、芸能界で生きていけなくなってしまうので誰も言わなくなりましたこれも抹消済みです。
 こうして、長い年月をかけてトップアイドルの地位を築き上げたSMAP、そして稲垣容疑者。こんなマヌケな事件で、その地位を失ってしまうのは非常に勿体無い気がします。せめて、もっと大きな犯罪に手を染めていれば、一思いに芸能界を去れたのにどうしていしだ壱成から大麻を買っておかなかったんだ、と駒木は残念でなりません
 しかし、もう済んでしまった事は仕方ありません。駒木ハヤトは稲垣吾郎さんの第二の人生を応援したいと思います


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