モーニング娘。最強タッグ決定リーグ戦・ダイジェスト


☆シリーズ初日☆

公式戦(30分1本勝負) 

0勝1敗0分(0点) VS 1勝0敗0分(2点)
  保田 圭 加護 亜依  

小川 真琴 辻 希美
 15分58秒 市役所固め

※戦評※
 辻・加護がシリアスバージョンで入場して会場騒然。リーグ戦に臨む意気込みの表われだろう。
 ファイトも、いつものコミカル要素は最小限に留め、勝ちを狙う。前半は保田の熟練技が辻・加護を翻弄するが、息の合ったツープラトン攻撃で徐々にペースを掴む。最後は、加護が保田を場外に釘付けにしている間に、伝家の宝刀・市役所固めで小川からギブアップを奪った。

 

公式戦(30分1本勝負) 

1勝0敗0分(2点) VS 0勝1敗0分(0点)
石川 梨華 中澤 裕子  

 

吉澤 ひとみ 市井 紗耶香
0分12秒 ダブルインパクト→体固め 

※戦評※
 武道館大会の因縁に燃える中澤が、石川組の入場中に奇襲攻撃。しかし、イス攻撃とチェーン絞首刑で逆に失神させられ、市井は2対1でリングに連行される。ここで正式にゴング。
 その直後、ダブルインパクトが炸裂、ピンフォール。悪の女王組が秒殺で初戦突破。

 

公式戦(30分1本勝負) 

0勝0敗1分(1点) VS 0勝0敗1分(1点)

後藤 真希 飯田 圭織
安倍 なつみ 紺野 あさ美
 時間切れ引き分け

※戦評※
 大方の予想を覆し、飯田組、特に紺野が大健闘。
 セミ(石川組VS中澤組)の結果を受けて、何としても勝ち点2の欲しい後藤組は、序盤から紺野に照準を絞って猛攻をかける。しかし、飯田の好フォローにも助けられて3カウントを許さない。
 15分過ぎから後藤組の攻め疲れで形勢逆転。飯田の必殺ジャーマンスープレックスが炸裂するが、惜しくもカウント2.9。
 残り3分から後藤組が最後のラッシュに出るが、それでも紺野は3カウントを許さず。殊勲の勝ち点1を獲得した。

☆シリーズ2日目☆

公式戦(30分1本勝負) 

0勝1敗0分1両リン(0点) VS 0勝1敗0分1両リン(0点)

保田 圭 中澤 裕子
小川 真琴 市井 紗耶香
 13分25秒 両軍リングアウト

※戦評※
 ハロープロジェクト初期からの因縁、中澤=保田戦争が再燃。試合開始直後から乱闘寸前の意地の張り合いに。
 プロレスの域を逸脱する寸前の危険な雰囲気で、パートナーをほとんど無視した試合に、場内からブーイングも。
 ついには中澤と保田が延々と場外乱闘を続け、両軍リングアウト裁定に。後味の悪い結果となった。

 

公式戦(30分1本勝負) 

0勝1敗1分(1点) VS 2勝0敗0分(4点)
  後藤 真希 加護 亜依

安倍 なつみ 辻 希美
 21分45秒 腕ひしぎ逆十字固め

※戦評※
 辻・加護のテクニシャンぶりが光った試合。
 体格、パワーで勝る後藤組の技を、ことごとく切り返していく辻・加護に場内大ヒート。その内に辻・加護の技が面白いように決まりだす。そして、焦った安倍がミサイルキックを自爆させたところを、加護が電光石火のサブミッションでギブアップ勝ち。後藤&安倍組、早くも失点3で黄色信号点滅。

 

公式戦(30分1本勝負) 

2勝0敗0分(4点) VS  0勝1敗0分け(0点)
石川 梨華 矢口 真里  

 

吉澤 ひとみ 新垣 里沙
 3分22秒 ダブルインパクト→体固め

※戦評※
 石川組の横綱相撲。矢口を合体パワーボムでK.O.すると、新垣に合体アックスボンバー→ダブルインパクトの殺人フルコースで完全勝利。

☆シリーズ3日目☆

公式戦(30分1本勝負) 

1勝1敗0分1両リン(2点) VS  0勝2敗0分(0点)
  保田 圭 矢口 真里  

小川 真琴 新垣 里沙
 9分07秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め

※戦評※
 普段はタッグを組む小川と新垣が直接対決。気迫のこもった戦いは、先輩2人がフォローに回った事で好勝負に。
 最後は体格の差が出たか。小川の得意技・フットスタンプで新垣を圧殺。

 

公式戦(30分1本勝負) 

0勝0敗2分(2点) VS  0勝1敗1分1両リン(1点)

飯田 圭織 中澤 裕子
紺野 あさ美 市井 紗耶香
 時間切れ引き分け

※戦評※
 モー娘。新旧リーダー対決。
 先発で飯田と中澤が5分間互角の戦いを見せ、会場を沸かせた後は、開幕戦に続いて、紺野が驚異的な粘りを見せて大健闘。中澤のラフ殺法を耐え抜き、逆に新技・ノド輪落としでカウント2.9に追い込む。
 しかしその後は、中澤組も決定打を許さず、ついに時間切れ引き分け。一戦毎に成長する紺野が好印象の一戦。

 

公式戦(30分1本勝負) 

2勝0敗0分1両リン(4点) VS 0勝1敗1分1両リン(1点)

石川 梨華 後藤 真希
吉澤 ひとみ 安倍 なつみ
 4分42秒 両軍リングアウト

※戦評※
 試合開始前から不穏なムード。乱闘で試合が始まり、そのまま収拾着かず。半ば予想された展開とはいえ、リングアウト裁定に会場大ブーイング。
 しかしこれは石川組・計算ずくの“無理心中”か。後藤組はこれで失点5となって大ピンチ。早くも自力での優勝戦進出が消えた。

 ◎3日目終了時点の得点状況◎

 1位 加護&辻組   4点(失点0)
 2位 石川&吉澤組  4点(失点2)
 3位 飯田&紺野組  2点(失点2)
 4位 保田&小川組  2点(失点4)
 5位 後藤&安倍組  1点(失点5)
 5位 中澤&市井組  1点(失点5)
 7位 矢口&新垣組  0点(失点4)

☆シリーズ4日目☆

公式戦(30分1本勝負) 

0勝2敗1分(1点) VS  2勝0敗1分(5点)

矢口 真里 加護 亜依
新垣 里沙 辻 希美
 時間切れ引き分け

※戦評※
 ミニモニ。対決。この試合に限り、辻・加護はミニモニ。コミカルモードに戻って、お笑い要素に富んだ一戦に。
 場内大爆笑・大喝采の中で試合は進行し、ついにそのまま時間切れ引き分け。

 

公式戦(30分1本勝負) 

1勝1敗1分1両リン(3点) VS  1勝2敗0分1両リン(2点)
  後藤 真希 保田 圭  

安倍 なつみ 小川 真琴
 13分01秒 デスバレーボム→片エビ固め

※戦評※
 後の無い後藤組、シビアに勝利に徹する戦い振り。保田を完全にシャットアウトして小川に的を絞る。
 開幕戦ではこれで墓穴を掘った後藤組だったが、同じ過ちは繰り返さず。最後は磐石のデスバレー葬。

 

公式戦(30分1本勝負) 

3勝0敗0分1両リン(6点) VS  0勝1敗2分(2点)
  石川 梨華 飯田 圭織  

吉澤 ひとみ 紺野 あさ美
24分12秒 裏拳→体固め

※戦評※
 短期決戦に出る石川組だが、飯田が紺野をかばって巧みにそれを回避。勝負はまたしても長期戦に。
 マラソンマッチの経験が無い石川組は、どうにも攻めがぎこちない。しかし、飯田組も決め手を欠き、攻めきれない。
 なりふり構わぬ石川組は、ついに凶器攻撃で紺野を流血に追い込む。それでも懸命に粘る紺野だが、最後は吉澤の裏拳に沈んだ。石川組、優勝戦進出へ大きく前進。

◎4日目終了時点の得点状況◎

 1位 石川&吉澤組  6点(失点2)
 2位 加護&辻組   5点(失点1)
 3位 後藤&安倍組  3点(失点5)
 4位 飯田&紺野組  2点(失点4)
 5位 保田&小川組  2点(失点6)
 6位 中澤&市井組  1点(失点5)
 6位 矢口&新垣組  1点(失点5)

☆シリーズ5日目☆

公式戦(30分1本勝負) 

1勝1敗2分(4点) VS  0勝3敗1分(1点)
飯田 圭織 矢口 真里  

 

紺野 あさ美 新垣 里沙
 21分10秒 ジャーマンスープレックスホールド

※戦評※
 このメンバーでは、飯田の体格が目立つし、有利。例によって長時間の試合になったが、飯田の豪快なジャーマンで3カウント。飯田組、ついに初勝利。上位争いに首の皮一枚残して終盤戦へ。

 

公式戦(30分1本勝負) 

2勝1敗1分1両リン(5点) VS  0勝2敗1分1両リン(1点)
後藤 真希 中澤 裕子  

 

安倍 なつみ 市井 紗耶香
 11分46秒 タイガードライバー→エビ固め

※戦評※
 総合力で勝る後藤組が、終始余裕を持った試合運び。後藤が十八番のタイガードライバーを豪快に決めた。
 気が付けば、後藤組も消化試合が多いものの暫定2位。奇跡の逆転へ、あと1試合。

 

公式戦(30分1本勝負) 

3勝0敗1分1両リン(7点) VS  2勝0敗2分(6点)

石川 梨華 加護 亜依
吉澤 ひとみ 辻 希美
 時間切れ引き分け

※戦評※
 石川組にいつもの勢い無し。ズルズルと長期戦になって、そのまま引き分け。
 しかし、試合後のコメントで、この引き分けは後藤組の優勝戦進出を阻止するためのものと判明。漁夫の利を得て、辻・加護は現時点で最小失点。優勝戦進出へ大きく前進だ。

◎5日目終了時点の得点状況◎

 1位 石川&吉澤組  7点(失点3)
 2位 加護&辻組   6点(失点2)
 3位 後藤&安倍組  5点(失点5)
 4位 飯田&紺野組  4点(失点4)
 5位 保田&小川組  2点(失点6)
 6位 中澤&市井組  1点(失点7)
 6位 矢口&新垣組  1点(失点7)

☆シリーズ6日目☆

公式戦(30分1本勝負) 

2勝1敗2分(6点) VS  1勝2敗1分1両リン(3点)
  加護 亜依 中澤 裕子

辻 希美 市井 紗耶香
 17分50秒 サソリ固め

※戦評※
 以前から、中澤に苦手意識のある辻・加護、動きに精彩を欠く。対照的に、悪女ぶりが冴える中澤が終始主導権を握る展開に。拷問技の連発から、トドメはサソリ固め。市井も上手く加護の救援を阻止して、ついに初勝利を奪取。
 辻・加護は、勝っていれば、最悪でもプレーオフには進めたが、ここで痛いブレーキを踏んだ。

 

公式戦(30分1本勝負) 

1勝1敗3分け(5点) VS  1勝2敗1分1両リン(3点)

飯田 圭織 保田 圭
紺野 あさ美 小川 真琴
 時間切れ引き分け

※戦評※
 武道館大会で60分フルタイムの激闘を繰り広げた、飯田と保田の対決。やはり予想通りのマラソンマッチに。
 終始一進一退の攻防のまま、ついに時間切れ。飯田組は、5試合中3引き分け。試合後、紺野は「私たち、燃費悪いですね」と苦笑。最終戦の相手、辻・加護がこの日敗れたため、依然として紙一重で優勝戦の目が残っている。

 

公式戦(30分1本勝負) 

3勝1敗1分1両リン(7点) VS  0勝4敗1分(1点)
後藤 真希 矢口 真里  

 

安倍 なつみ 新垣 里沙
 9分31秒 タイガードライバー→エビ固め

※戦評※
 この試合も、後藤組が力の差を見せ付けて磐石。
 後藤組は、怒涛の3連勝で勝ち点7。ついに暫定トップタイまで漕ぎつけた。後は他のチームの星勘定次第。人事を尽くして天命を待つのみ。
 矢口組は、まだ唯一勝ち星が無い。何とか結果を出したいが…

◎6日目終了時点の得点状況◎

 1位 石川&吉澤組  7点(失点3)
 2位 後藤&安倍組  7点(失点5)
 3位 加護&辻組   6点(失点4)
 4位 飯田&紺野組  5点(失点5)
 5位 保田&小川組  3点(失点7)
 6位 中澤&市井組  3点(失点7)
 6位 矢口&新垣組  1点(失点9)

☆シリーズ7日目☆

公式戦(30分1本勝負) 

1勝4敗1分(3点) VS  1勝3敗1分1両リン(3点)
矢口 真里 中澤 裕子  

 

新垣 里沙 市井 紗耶香
 14分00秒 横入り式エビ固め

※戦評※
 矢口と中澤は、かつてコンビを組んで、ツインスターのタイトルを保持していた盟友。試合前にはクリーンにガッチリ握手をして健闘を誓った。
 試合は最下位争いを演じているチーム同士とは思えない好勝負に。今シリーズは精彩を欠いていた新垣も奮起した。
 勝負を決めたのは矢口。一瞬の隙を突いて、芸術的とも言えるスクールボーイを決めた。矢口組、最終戦で嬉しい初勝利。

 

公式戦(30分1本勝負) 

2勝1敗3分(7点) VS  2勝2敗2分(6点)
  飯田 圭織 加護 亜依

紺野 あさ美 辻 希美  
 29分54秒 ノド輪落とし→片エビ固め

※戦評※
 辻・加護は、勝てば文句無しで優勝戦進出。時間切れ引き分けでもプレーオフか決勝巴戦へ。一方の飯田組は、とにかく勝ち点2が必須条件だった。
 というわけで、攻める飯田組、それをかわす辻・加護という展開。勿論、辻・加護も勝ちを狙って、隙あらばと決めに来る。試合は長期戦へ。
 残り1分を切り、明らかに引き分け狙いに走った加護を、ついに紺野のノド輪落としが捕らえた。紺野、土壇場で殊勲のピンフォール。大逆転で2位以上が確定。逆に辻・加護は連敗でまさかの4位転落。

 

公式戦(30分1本勝負) 

3勝1敗1分1両リン(7点) VS 2勝2敗1分1両リン(5点) 

石川 梨華 保田 圭
吉澤 ひとみ 小川 真琴
 10分47秒 反則

※戦評※
 試合前にリーグ戦1位が確定した石川組。1点でも加算すれば、最終戦は2位チーム同士がプレーオフで1試合多く消化するため、非常に有利な展開になる。
 だがしかし、最後の最後で後藤組が乱入し、試合をかき乱す。そんな中、珍しく焦った石川、イス攻撃がレフェリーに誤爆してしまい、痛恨の反則負けとなった。

 

リーグ戦星取表

(1)

(2) (3) (4) (5) (6) (7) 勝点
 (1)石川&吉澤組
 (2)後藤&安倍組
 (3)飯田&紺野組
 (4)保田&小川組
 (5)矢口&新垣組
 (6)加護&辻組
 (7)中澤&市井組
※公式戦は全て30分1本勝負。
○◇勝ち2点 △時間切れ引き分け1点 
●負け◆反則負け▼両軍リングアウト0点

 ◎全日程終了時点で、3チームが同点首位になったため、優勝戦は巴戦方式(他のチームに2連勝したチームが優勝)で行われる。


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