「社会学講座」アーカイブ(競馬学関連・9)
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講義一覧
11/15 競馬学特論
「第1回・駒木研究室競馬予想No.1決定戦〜03年秋・第5戦・エリザベス女王杯」 |
2003年第85回講義 |
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いよいよこの企画も折り返し地点の第5戦を迎えました。今週は3歳、古馬、外国調教馬が入り混じる実力伯仲のメンバー構成になり、激しいレースがが期待出来るエリザベス女王杯。果たして今年度牝馬No.1の栄冠に輝くのはどの馬か、そして当講座スタッフから的中者は出るのか? どうぞご期待下さい。
逃げても不思議の無い馬は何頭もいるが、前走・府中牝馬Sで豪快な大逃げを披露したスマイルトゥモロー陣営からハナ切り宣言。天皇賞でミソをつけた吉田豊騎手だが、今度は大丈夫だろう。というより、あのパフォーマンスを見せられては、他の騎手には鈴を付けに行こうという発想すら出て来ないだろう。
●駒木ハヤトの「逆張り推奨フォーカス」● 賢明な受講生の皆さんなら既に承知だろうが、このレースの予想におけるポイントは、“3歳世代VS古馬世代”と“日本馬VS外国調教馬”の2点。もっと言えば3歳と古馬と外国馬のうち、どのグループが一番強いねん? …という話である。これをどう判断するかで、馬券の買い方が大きく異なって来るだろう。そして、馬券の売れ行きから推測するに、どうやら巷では“3歳>古馬>外国馬”という順位付けが為されているらしい。
フルゲートには届かなかったですけど、目移りするような実力馬揃いのレースになりましたね。でも、その分だけ予想が難しくて困ってしまいます(苦笑)。
今週も天皇賞と一緒で、どの馬も穴馬のような人気馬のような……って感じで結構迷っちゃいましたけど、最後はほとんど名前で決めちゃいました。穴…じゃなくてアナマリー。良い名前じゃないですか(笑)。フランスでもG1実績あるみたいですし、日本の馬場がこなせたら、呆気なく勝っちゃうかも…なんて思ってるんですよ。
ただでさえ競馬のコトがよく判らないのに、ヨーロッパの馬が来るってどういうワケですか?(苦笑) しかも駒木博士に質問したら「外国馬かー。強いかも知れないし、そうじゃないかも知れないなー。少なくとも1頭は多分強いと思うんだけど、強いだけじゃ日本で通用しないかも知れないし……」とか、優柔不断な答えが返って来ちゃいましたし(苦笑)。絶対責任逃れしようとしてますよねー。
※駒木ハヤトの“敗戦の弁”(不的中) ※栗藤珠美の“喜びの声”(単勝、馬連、馬単的中) ※一色順子の“終了しました……”(不的中) ※リサ=バンベリーの“ハッピー・ハッピー・グッドラック”(馬連のみ的中)
(ポイント・順位の変動について) |
2003年第82回講義 |
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一色順子の万馬券的中により、突如として風雲急を告げる状況となった今回の予想ラリー。いよいよ中盤に突入の第4週・秋の天皇賞予想の模様をお届けします。
●展開予想(担当:駒木ハヤト)● 逃げ宣言はゴーステディ。しかし、事実上のペースメーカーはローエングリンが務めることになるだろう。前が余りに行き渋るようなら、自らハナを切るのも躊躇しない構え。末脚が鈍らない程度、澱みの無い流れの平均ペースで、道中は流れてゆくだろう。
●駒木ハヤトの「逆張り推奨フォーカス」● 前年の年度代表馬・シンボリクリスエスが万全の態勢で戦線復帰。メンバー中で実力最右翼でもあり、本来ならば“魔の1番人気”でも逆らえないところだが、枠順抽選で痛恨のミスフォーチュン。改修されたとは言え、未だ阪神芝1600m並の外枠不利を誇る府中の芝2000m。大外18番枠を引いた以上、少なくとも連勝馬券の軸には推せなくなってしまった。ここは押さえに留めたい。
2年前、あのテイエムオペラオーを一刀両断にしてしまったアグネスデジタルを本命に推します。その実績はもちろん、距離適性や展開も絶好ということで、私の馬券も含めて安田記念の再現を狙ってみたいところですね。
先週に続け! …ってことで、今週もバシバシ穴を狙いに行きます! せっかく大きくリードしたんですし、ここはもう、他の3人がギブアップしちゃうくらいに点数差を広げてしまいたいですね〜。 というわけで今週も穴予想です。
いつの間にか、ワタシがビリになっちゃってますねー(苦笑)。皆さん、初心者の高校生相手に本気出すなんて大人気ないですね〜(笑)。 今週は去年のチャンピオンホースが出て来るっていうコトで、楽しみにしてたんです。枠順がどうこうって言われても良くわからないですので、構わず本命にしちゃいました(笑)。
以上、4人の予想でした。しかし、これだけたくさんのフォーカスを挙げても、スルリスルリと買い目が抜けて、全員不的中とか平気でありそうで怖いですね(苦笑)。特に3頭出し厩舎同士のワン・ツーで7-18とか、十分過ぎるくらい考えられますからねぇ。
※駒木ハヤトの“敗戦の弁”(不的中) しかし、本当に3頭出し厩舎のワン・ツーになるとは思わなかったなぁ……。シンボリクリスエスが15番枠までだったら勿論本命だったし、展開がこうなるなら当然ツルマルボーイも本命候補だったんだけど、この辺は駒木の博才の無さが遺憾なく発揮されている感じ(笑)。アグネスデジタルも、競走以前の無気力凡走で問題外だったし。どうして印重くした時に限って来ないかなキミは(苦笑)。 ※栗藤珠美の“反省文”(不的中) ※一色順子の“終了しました……”(不的中) ※リサ=バンベリーの“ハッピー・ハッピー・グッドラック”(単勝のみ的中)
(ポイント・順位の変動について) |
2003年第80回講義 |
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秋のG1予想第3弾をお送りします。
●展開予想(担当:駒木ハヤト)● 逃げ馬候補は何頭かいるが、スムーズなら、逃げ宣言をしているサウスポールがハナに立つだろう。普通のレースをしてもどうにかなるような話でも無いので、ひょっとするとナリタブライアンの時のスティールキャストを思わせるような大逃げになるかも知れない。
●駒木ハヤトの「逆張り推奨フォーカス」● なんて贅沢なレースなのだろう。
去年の菊花賞のことは、1年経った今でも明確に覚えています。いえ、これからも一生忘れないでしょう。あの、武豊騎手のノーリーズンに手持ちのお金を全額注ぎ込んだ菊花賞のことは……。
今週は本当に頭痛かったですよ〜。なかなか穴予想が考えつかなくて、困っちゃいました。「ゴメンナサイ。今回だけはガチガチの馬券買わせてください」ってお願いしようか、なんて思ったりもしましたよ(笑)。
先週のスティルインラブのトリプルクラウンは、すごくエキサイティングでした。来日1年目にいきなりあんな大記録が観られて、本当にハッピーです!
以上が予想です。今年の菊花賞は、本当に見応えのある良いレースになると思いますので、くれぐれもお見逃しなく。では、またレース回顧でお会いしましょう。
※駒木ハヤトの“敗戦の弁”(不的中) ──しかし、馬券の方は順子ちゃん恐るべしだなぁ。馬単万馬券を2点で、50倍の三連複を1点で当てるなんて、こんなのきっと一生に何度もないよ(笑)。それがこういう時に炸裂するんだから参った。で、もし来年だったら三連単も当たってたのか。何倍つくんだよ、この三連単は(苦笑)。 ※栗藤珠美の“反省文”(不的中) ※一色順子の“的中失礼しました〜!”(単勝、馬連、馬単、三連複と完全的中!) ※リサ=バンベリーの“イッツ・ア・ハードラック・デイ”(不的中)
(ポイント・順位の変動について) |
2003年第77回講義 |
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早くも今年の秋のG1シリーズは1つの山場へ。2週続けて三冠達成を賭けた重要なレースが続きます。今週は牝馬路線の秋華賞。さぁ、早速予想へ移りましょう。
●展開予想(担当:駒木ハヤト)● 最内枠のトーセンリリーが逃げ宣言。控えてはお話にならないタイプだけに、妥当ではある。しかしハナを切れる馬は他にたくさんいるだけに、スタート次第では別の馬がペースメーカーを務める可能性も。道中のラップは速めの平均ペースからハイペースか。
●駒木ハヤトの「逆張り推奨フォーカス」● 本当に久々の“牝馬三冠リーチ”。前にリーチをかけた馬は故障明け・ぶっつけ本番のベガ(3着)だったが、今回のスティルインラブは至極順調に夏を越し、トライアルを犠牲にしてまでして、ここを目標にキッチリ仕上げられて来た。恐らくは全てがこの日から逆算しての調整のはずで、「これでダメなら首をくくる」くらいの覚悟で挑んでいるだろう。巷の下馬評はさておき、本命にはこの馬が最も相応しい。
今週の競馬ニュースを見ていると、事あるごとにアドマイヤグルーヴの武豊騎手が弱気なコメントを。でも、武豊騎手が弱気な時って、実は内心自信を持っている事が多いんですよね。意外と(?)策士なんですよ、武豊騎手って。
今週は秋華賞。秋華賞と言えば大穴! ……というわけで来ましたよ、来ましたよ! わたしにうってつけのレースが来ましたよ! いや〜、悪いですね、第2戦で優勝決まっちゃいますよ?(笑)
ローズSのアドマイヤグル−ヴは、テレビでレースを観ててビックリ仰天でした。どうしてあんなに強い馬が春のG1レース勝てなかったのかなって思いましたよ!
今回は期せずして印がかなりバラけました。結果次第では4人のポイント差が相当広がりそうなフォーカスになりましたが、果たしてどうなりますか。15時40分の発走時刻をお楽しみに。
※駒木ハヤトの“勝利宣言”(単勝・馬連・馬単的中) ※栗藤珠美の“喜びの声”(馬連2口的中) ※一色順子の“終了しました……”(不的中) ※リサ=バンベリーの“ハッピー・ハッピー・グッドラック”(馬連のみ的中)
(ポイント・順位の変動について) |
2003年第72回講義 |
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10月に入り、中央競馬もいよいよ秋競馬本番。今週から年末までぶっ通しのG1レース攻勢が続きます。 今大会の“公式戦”となるレースは、秋シーズンのG1レースのうち土曜開催のジャパンカップダートと中山大障害を除外した全10戦。その際行われる各々の予想の成績は、下記の規定に従ってポイントに換算され、その合計ポイントで総合順位が争われます。
……まぁ、文字で説明しただけでは分かり辛いでしょうが、とりあえず1回やってみたら分かると思いますので、どうか宜しく(笑)。 ──というわけで、それでは、もう早速予想の方へと参りましょう。予想のフォーマットはプレシーズンマッチと変わりありません。
●展開予想(担当:駒木ハヤト)● 逃げたい馬は何頭もいるが、ハナを切らなければお話にならないカルストンライトオが無理矢理にでも前に行きそう。そうなれば他の馬は自滅を避けて控え気味に。ハイペースが予想されているが、展開がスンナリ流れると、前半の600mを33秒チョイの平均ペースに落ち着く可能性も。
このレース限りでの引退を表明しているビリーヴが生涯最高のコンディションに仕上がった。相手も昨年のメンバーより一枚落ちる気がするし、ここはもう黙って信頼する一手だろう。コンディションが良過ぎて馬体が大幅増になったり、レースで大きなアクシデントが起こってグチャグチャになったりしない限りはキチンと決めてくれるはず。
「面白くない予想だなあ」……って言われてしまいそうですけど、それでもビリーヴ以外の馬で本命馬って見当たらないんですよね。唯一のG1馬、しかもスプリントG1を2連勝中とあっては、逆らうわけには行きません。前走はテンシノキセキに負けてしまってますけど、今回は斤量差が3kg縮まりますし、展開もこっちの馬の方が有利でしょう。
ガッチガチの本命ムードですけど、当然穴狙いで行きますよ〜! ここはサーガノヴェルの先行押し切りを期待して◎です。
セントウルSに出てた馬がいっぱい出てますねー。それじゃ、ということでまた「奇跡を信じて」に賭けてみたいと思います(笑)。こういうのを「ゲンをかつぐ」って言うんでしたっけ。
四者四様の予想が出揃いました。結果は果たしてどうなるのか、皆さんもレースの結果に注目していて下さい。では、またレース後に。
※駒木ハヤトの“勝利宣言”(馬連のみ的中) ※栗藤珠美の“喜びの声”(馬連のみ的中) ※一色順子の“終了しました……”(不的中) ※リサ=バンベリーの“ハッピー・ハッピー・グッドラック”(馬連のみ的中)
(ポイント・順位の変動について) |
2003年第66回講義 |
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※過去のレジュメはこちらから→ビワハヤヒデ編(第1〜3回)/ライブリマウント編(第4回〜第6回)/フラワーパーク編(第7回〜第8回)/ムーンリットガール編(第9回)/ミホノブルボン編(第10回)/(第11回) 駒木:「さて、この企画もいよいよ最終回だね。積み残ししている時は『厄介だなぁ』と思ってたんだけど、やっぱりいざ終わるとなると寂しいもんだ」
駒木:「画竜点睛を欠く……って、それはもういいか(笑)」 |
2003年第65回講義 |
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※過去のレジュメはこちらから→ビワハヤヒデ編(第1〜3回)/ライブリマウント編(第4回〜第6回)/フラワーパーク編(第7回〜第8回)/ムーンリットガール編(第9回)/ミホノブルボン編(第10回) 駒木:「三夜連続の競馬学講義、今日から2日間は半年振りの競馬学概論だ。今月の“積み残し精算シリーズ”の中でも一番の懸案だったこのシリーズが、やっと再開できて嬉しいよ。
駒木:「半年前にも同じ事言ったけど、本当に『画竜点睛を欠く』って感じで惜しいよねぇ。贔屓目で見過ぎかも知れないけど、マルゼンスキーとかトキノミノルになり損ねたような残念さが残る成績表だね」 |