駒木博士の社会学講座
仁川経済大学社会学部インターネット通信課程
開講1周年記念式典
1st anniversary of
Dr.Komagi's class
2002年12月1日(日)〜2日(月)
珠美:「本日は当社会学講座の開講1周年記念式典にご来場いただき、誠に有難うございます。私、当講座の助手・栗藤珠美と申します。今回の式典では、この衣装で皆様のお世話をさせて頂きます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます」 |
1周年記念式典 スケジュール |
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初日 12/1 (Sun) |
コスプレ・トークライブ ※当講座の専任講師・駒木ハヤトが、普段とは違った衣装に身を包んだ研究室の“看板娘”2人と共に、この1年で実施した講義をピックアップしながら思い出話に華を咲かせます。 |
2日目 12/2 (Mon) |
演習(ゼミ)「現代マンガ時評」年間総括 「仁川経済大学コミックアワード」 ※「週刊少年ジャンプ」「週刊少年サンデー」の読み切り・新連載作品を中心に詳細なレビューをお送りする、当講座のゼミ「現代マンガ時評」。 |
※両日とも、イベントは深夜23時30分頃より開始予定です。 |
記念品(社会学講座開講1周年記念壁紙)頒布会場 |
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☆Aタイプ☆ |
(ご使用の解像度をお選び下さい) |
★Bタイプ★ |
(ご使用の解像度をお選び下さい) |
◎この壁紙は、栗藤珠美と一色順子のトータルコーディネートをお願いしている藤井ちふみさんに製作して頂きました。有難うございました。(藤井さんのウェブサイト=“Winter Garden”&“AngelCase”) |
仁川経済大学社会学インターネット通信課程
開講1周年記念式典
2日目(12月2日) |
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こんばんは。仁川経済大学社会学部インターネット通信課程専任講師・駒木ハヤトです。今日は僕1人でイベントを進行させて頂きます。 ……まぁそういうわけで、本題に移りましょう。まずは改めまして、この『仁川経済大学コミックアワード』についてご説明申し上げます。 この社会学講座では、毎週1回ゼミとしまして「現代マンガ時評」なる講義を実施しております。 ……それでは、まず各賞及び、ノミネート作品の紹介をしておきましょう。今回はグランプリを含めまして5つの賞を設けました。
それではまず、「ジャンプ&サンデー」系の3部門賞から発表に移りますが、「新人作品賞」は、他の2部門とノミネート作が複数重複しておりますので後に回し、先に「短編作品賞」と「長編作品賞」の方から発表したいと思います。 ◎ジャンプ&サンデー・最優秀短編作品賞 ……それではまず、8作品がノミネートされました「ジャンプ&サンデー最優秀短編作品賞」の選考過程及び受賞作の発表をさせて頂きます。 読み切り作品中心の部門だけあって、若手・新人を中心に、作品全体から勢いのあるものが多く見受けられました。全体的なレヴェルからしても、なかなかの粒揃いであったと言って良いのではないかと思います。 選考する過程におきましては、まずは8作品から、早い段階で以下の3作品に絞って最終的な判断をする事にしました。
ここから受賞作決定まで絞り込んでいったわけでありますが、その前に、この時点で選考に漏れた作品についても、一言ずつ申し上げておきましょう。 まず、『ヒカルの碁・番外編(奈瀬明日美)』(作:ほったゆみ/画:小畑健)でありますが、この作品は、原作担当・ほったゆみさんの高いストーリーテリング力に支えられ、元々はエキストラ的存在だったキャラクターを使ったとは思えない完成度の高い作品でありました。 『怪盗COLT』(作画:村田雄介)は、後の出世作・『アイシールド21』に通じる、スピード感のある描写と展開が極めて秀逸でしたが、それが逆に、限られたページ数におけるシナリオ部分の充実度が犠牲になってしまった感がありました。 『呪いの男』(作画:藤嶋マル)は、藤嶋さんがまだ高校在学中・18歳の時の作品でありますが、そういう事情を全く感じさせないほど完成度の高い、“お金の取れる”作品と言えるでしょう。 中堅作家さんからのエントリーとなった『司鬼道士 仙堂寺八紘』(作画:かずはじめ)ですが、全く不自然さの無い高いレヴェルの脚本力が目立つ作品でありました。 最後に『背番号は○(マル)』(作画:あおやぎ孝夫)でありますが、この作品は学校の部活動スポーツを舞台にしたもので、突飛な設定や安易な勧善懲悪に走らない、等身大で爽やかな作風が高い好感度を与えてくれました。 選考に漏れた作品も、全てが魅力のある佳作ばかりでありましたが、以上までで挙げた理由を持ちまして、選考から除外と相成りました。 ……それでは改めて、ここまで残った3作品について話を進めてゆきましょう。 ……このような魅力ある作品、しかも全く作風の異なるもの中から更に絞込みをかけるのは、まさに断腸の思いでありましたが、以下のような結果となりました──。 「ジャンプ&サンデー最優秀短編作品賞」
申し訳有りません。いきなりのズルです(苦笑)。
“最優秀新連載作品賞”とも言えるこの部門は5作品のノミネートとなりました。しかし、既にその内2作品が打ち切り終了(またはその決定)の憂き目に遭い、やや寂しい賞レースとなりました。 この部門におきましても、まずは第一の絞込みを実施し、以下の作品が最終的な選考に残りました。
……では、選考漏れの3作品についてもコメントしておきましょう。 まずはギャグ作品である『少年エスパーねじめ』(作画:尾玉なみえ)と『いでじゅう!』(作画:モリタイシ)でありますが、それぞれの作品に確かなギャグセンスが感じられ、良作と呼ぶに相応しい作品と言えるでしょう。 よってこの賞は、「週刊少年ジャンプ」連載、原作者と作画担当者の分業制、更には一般的にはマイナーで、マンガとしては手垢の付いていない題材を選んでいる…と言う、多くの共通点を持った2作品による争いとなりました。 さて、こちらも実力伯仲の接戦でありましたが、次のような結果となりました── 「ジャンプ&サンデー最優秀長編作品賞」
『アイシールド21』は、とにかくストーリーの構成力に素晴らしいものがありました。 一方の『ヒカルの碁』も当然、素晴らしい作品であることは間違いありません。 しかしながら。 ……以上の理由により、この「ジャンプ&サンデー最優秀長編作品賞」は、『アイシールド21』の単独受賞ということとしました。 ◎ジャンプ&サンデー・最優秀新人作品賞 新人作品賞は7作品のノミネートです。 「ジャンプ&サンデー最優秀新人作品賞」
『アイシールド21』はこれで二冠達成です。 ……駒木個人の感想を述べさせてもらいますと、この作品、「まさかここまで大化けするとは思わなかった」というのが実感だったりします。(読み切り版や連載の初期に行ったレビューの評価は高くなかったのです)
さて、これでグランプリ・「仁川経済大学賞」の最終候補作が決定いたしました。ここで、改めましてノミネート作をご紹介いたしましょう。
……こうして並べてみますと、得体の知れない賞であることだけは確かに伝わって来るのが分かりますね(笑)。 さて、これからグランプリの選考に入るわけですが、その前に、“裏グランプリ”とも言えます「ラズベリーコミック賞」の発表を先に行っておきましょう。 ◎ラズベリーコミック賞(最悪作品賞) 映画界には、年度最優秀作品に贈られる「アカデミー賞」のアンチテーゼとして、「ゴールデンラズベリー賞」なる年度最悪作品を表彰する映画賞が存在します。 今回設置しました、この「ラズベリーコミック賞」は、その「ゴールデンラズベリー賞」をモデルとし、この1年間でレビューした作品の中で最悪であると認められた作品を表彰するものです。 ところで。 ……それでは早速、受賞作の発表と参りましょう。まず結果を明らかにした後に、ノミネート各作品のダメッぷりについてコメントしたいと思います。 「ラスベリーコミック賞」
……というわけで、今年度の「ラズベリーコミック賞」は、木之花さくやさんの『エンカウンター 〜遭遇〜』に決定いたしました! ではこれより、選考過程についてご説明致します。 まず『しゅるるるシュールマン』(作画:クボヒデキ)は、代原新人作家による習作原稿でありましたが、そのキャリアの浅さを感じさせまくるダメさ加減が光っておりました。
……という内容のメールが、マンガ家志望の方から届くと言う始末。危うく尊い才能の芽を潰すところであったわけで、これは非常に罪深い話でありました。 次に『旋風の橘』は、長年のアシスタント生活の末、前作『SALAD DAYS』でスマッシュヒットを記録した苦労人の作家・猪熊しのぶさんの作品でしたが、週刊連載2作目にして、見事にやらかしてくれました。 まず、剣道マンガであるにも関わらず、作者に剣道の知識が全く無いどころか勉強する気も無い…というやる気の無さが第1の“ダメ・ポイント”として挙げられるでしょう。 「サンデー」からはもう1作、『365歩のユウキ!!!』(作画:西条真二)がノミネートされました。 ……と、このように、ノミネート作品はどれもこれも素晴らしいまでにダメな作品ばかりでありました。 が、しかし、これらの3作品に欠けていて、『エンカウンター』には確かに備えていたものがありました。これが授賞の決め手となったのです。 それは、ダメ要素のスケールのデカさです。 とにかく『エンカウンター』のダメっぷりは、そのスケールのケタが違うのです。これは、この作品にダメ出しする時に使用されるフレーズを振り返ってみれば一目瞭然です。 「5000万貰っておいて、これ?」 ……このスケールの大きさたるや、他の作品や作者では決して到達できない“極み”であります。 また、ゾンビに追いムチ食らわすみたいで恐縮なのですが、 以上の理由をもちまして、この作品こそ「ラズベリーコミック賞」に相応しいものと判断させていだだきました。 ……さて、エゲツない時間も終わりまして、いよいよイベントも大詰めであります。 ラズベリー賞の余韻が残りまくっているでしょうから、ここでもう一度グランプリのノミネート作を振り返っておきましょう。
……以上の5作品がノミネートされたわけでありますが、これまでの賞の選考過程をご覧頂きました通り、「ジャンプ」系3作品内の情勢は、既に『アイシールド21』に一本化されています。 ──そういうわけで、このグランプリは『アイシールド21』と『ブラックジャックによろしく』の一騎討ちの様相となりました。
仁川経済大学賞(グランプリ)
……グランプリに輝いたのは、“ワイルドカード”からノミネートされました、『ブラックジャックによろしく』でした。 この作品の魅力を挙げ始めると、本当、枚挙に暇が有りません。 この作品を前にしては、さすがの『アイシールド21』も力及びませんでした。しかし、立派な“準グランプリ”だと思います。ここでも改めて、その作品の素晴らしさを大いに称えたいと思います。
……と、以上が「仁川経済大学賞」の発表でした。ここで最後に、各賞の受賞作を振り返っておきましょう。
……皆さんのお好きな作品は、果たして受賞されたのでしょうか? では、これでイベントを終わります。皆さんどうも長らくの御清聴、有難うございました。これからも社会学講座を宜しくお願い申し上げます。 (…本日のイベントはこれをもちまして終了致しました。なお、これで全てのイベントが終了いたしましたが、式典は12月4日深夜まで続きます。どうぞごゆっくりご滞在下さいませ) |
初日(12月1日) コスプレ・トークライブ |
珠美:「改めまして申し上げます。本日はご来場頂き、有難うございます。只今より、記念式典初日のプログラム・トークライブを開始致します。私、このイベントの司会進行役を務めさせて頂きます、当講座助手の栗藤珠美と申します。お聞き苦しい点、色々あるかと思いますが、しばらくの間ご容赦下さいませ。 珠美:「……さて、あまり堅苦しくなると、お聴きの皆さんも緊張されてしまうでしょうから、ここからは少し砕けた感じでトークさせてもらいますね。 ◆社会学講座開講まで◆ 珠美:「それではまず、昨年11月末の開講に至るまでの経緯についてお話して頂きたいんですが、博士は開講以前、別のウェブサイトでプライベートな活動をなさっていたんですよね。皆さんの視点では左フレームのアーカイブに見えます、『今日の特集』というコンテンツが、その頃にお書きになったテキストだとお聞きしていますが──?」 ◎『モー娘。新メンバー決定!』(全5回/01年8月26〜31日) ……といったあたりになるのかな。今と比べたら身軽な分だけ指が滑りまくってる印象があるけれども、これはご容赦願いたい」 ◎『椎名林檎ファンクラブ、こっそり閉鎖』(全3回/01年10月19〜21日) ……ってところかな。椎名林檎ファンクラブの話は、『なりなりヘッドライン』さんに売り込みかけて、ニュースで採り上げてもらったから特に印象深いんだ。 ◎『教養講座・彼氏にしてはいけない競馬ファンの見分け方』(全4回/01年9月26日〜10月1日) ……がそれ。このコンテンツ自体は、浅田次郎さんの著書・『初等ヤクザの犯罪学教室』と、タモリの往年の密室芸・『教養講座』をミックスしてパロディに仕上げたものだったんだけれどね。ミもフタもない言い方をしてるのも、実はそういうわけだったりするんだけど……」 ◆開講から2001年12月末まで◆ 珠美:「では、ここからは一月ごとに区切って思い出を語って頂きましょう。まずは11月末の開講から12月一杯までになりますね。 ◎マス・コミュニケーション論『マンガ新人賞の新しい姿』(全1回/01年11月29日) 今は色々あって廃刊になってしまった『カラフルBee』っていう成年向マンガ誌があったんだけど、その雑誌の新人賞について講義した話だったね。 ◎法学(一般教養)『日本国女帝誕生へ向けての諸問題』(6回までで未完/01年12月10日〜02年3月7日) ……この講義は思った以上に反響が大きくてビックリした覚えがあったね。結局この講義は、話のスケールが大きくなり過ぎて、先が見えないまま尻切れトンボになっちゃったんだけど、受講生の皆さんが“教科書に載ってない歴史話”に飢えている事が分かって興味深かった。 ◎馬事文化学特論・ステイゴールド号G1制覇記念ショートストーリー・「Stay Gold Forever」《作:栗藤珠美 監修:駒木ハヤト》(全1回/01年12月20日) ……が、思い出深いなぁ(笑)」 ◆2002年1月◆ 珠美:「1月ですが、社会学講座は三が日も返上で連日講義を実施しました。私も、晴着姿の女の子たちを横目に毎日出勤したのを覚えていますね」 ◎文化人類学『フードバトルクラブ・キングオブマスターズ』プレビュー&TV観戦レポート(全5回/02年1月2日〜1月10日) ……これね。当時はフードファイト関連の講義が“看板講義”だったんだよね。フードファイト・ファンの人にターゲットを絞って新規受講生の獲得を目指してた時期なんだ。この頃になってやっと、1日平均の受講者数が100人を超えたのかな」 ◎環境社会学「漂流クジラの行方」(全2回/02年1月27〜29日) ……これなんだけどね。この当時の講義スタンスでは、一応完成形に近い形かな。体調最悪だったせいか、肩の力が抜けて良い感じになってるみたい(笑)」 ◆2002年2月◆ 珠美:「2月と言えば、私にとっては何と言っても学園祭の『ちゆデー』なんですけれども……」 ◎仁経大学園祭2002年冬・社会学部インターネット通信課程の部『バーチャル・バーチャルネットアイドル栗藤珠美21歳』(02年2月2日) ……これは、言ってみればこの講座の“メジャーデビュー”みたいなものだった。インディーズ上がりの無名バンドが『HEY!
HEY! HEY!』に出て、浜ちゃんに頭シバいてもらうような感じ(笑)」 ◎文化人類学『2001年度・フードファイター・フリーハンデ』(全4回/02年2月15〜21日)&『2002年中間レイト』(全4回/02年7月29日〜8月18日) ……ですか?」 ◆2002年3月◆ 珠美:「さて3月です。この月はいかがですか?」 ◎現代社会学特論『椎名林檎、高らかに現役復帰!』(全16回/02年3月19日〜5月27日) ……が印象に残ってるよね。椎名林檎さんの幼少期から現在までを追いかけたもので、特にアマチュア時代の話を中心にしたから、一般的なディスコグラフィーとは一味違う出来に仕上がったかな…との思いはあるね。 ◆2002年4月◆ 珠美:「4月は3月後半からの長期シリーズが中心ですね。あとはやっぱりフードファイト関連講義ですか」 ◎広報産業概論「駅の吊革広告に『ときメモ』」(全1回/02年4月28日) ……が、身近な話で笑えたんですけど、これは他の地方の人には理解できたんでしょうか?(笑)」 1.エロゲーやアニメの話題を中心に扱っている。 ……この社会学講座って、全部合ってないんだよね(苦笑)」 ◆2002年5月◆ 珠美:「ところが、そんな事を考えていた矢先、とんでもない事が起こるんですよね。この5月に、社会学講座の最大の転機が訪れます」 ◎仁経大2002年新歓祭・社会学部インターネット通信課程の部『バーチャル・バーチャルネットアイドル栗藤珠美21歳』(02年5月2日) ……があって、新規受講者さんが増えた直後だけに、このロスは痛くてねぇ。こちらから無理に頼み込んで、HTMLファイルをANSIさんにメールで送って、手動でアップロードしてもらったりしてた。辛かったり、厚意を受けて有り難かったり…だったね」 ◎特別演習『徹底検証! 世界漫画愛読者大賞』(全3回/02年5月20〜22日) ……この講義を、『最後通牒・半分版』さん、そして『ちゆ12歳』さんで大きく採り上げて頂いた結果、物凄い数のビジターさんに受講して頂く事が出来ました」 ◆2002年6月◆ 珠美:「そして6月も色々な出来事がありましたが……」 ◎メディアリテラシー特論「『探偵ファイル・電脳探偵マル秘レポート』に対する論題〜“宮村優子裏ビデオ”解題」(全2回/02年6月10、11日) ……これを紹介しておきたいね。宮村優子さんの名誉のためにも、まだ未受講の人には是非ご覧頂きたい講義だよ」 ◎スポーツ社会学(ニュース解説特別編)『2002年W杯・韓国についての諸問題」』(全5回/02年6月27日『ニュース解説』〜7月8日) ……ですね。『知らされなかった韓国サッカーの“裏側”』(既に閉鎖)さんで採り上げて頂いて、“ちゆインパクト”の再現となりました。私たちは“セカンドインパクト”って呼んでますけど(笑)」 ◆2002年7月◆ 珠美:「……そして、いよいよ下半期に突入ですね。でもこの7月は、駒木博士が高校の教員採用試験を受けなければならなくなったので、変則的なカリキュラムになりましたね」 ◎歴史学(一般教養)『短期集中企画・駒木博士の歴史覚え書き』(全4回/02年7月9〜19日) ……『歴史覚え書き』は予想外の大好評と続編のリクエストを頂いて、9月からの『学校で教えたい世界史』に直結してゆくし、『採用試験レポート』も、一般の方にはインパクトが強かったみたいだね」 ◎競馬学特別講義「目指せ回収率アップ! 馬券学基本講座」(全4回/02年7月27日〜8月24日) ……『アルバトロス風雲録』は、途中から全く別の内容になって終わっちゃうところなんて、タモリの“教養講座”そのまんまだよね(笑)。このアルバトロスの講義に関しては、一般受講生の方だけでなく、B級映画好きの人からも好評を頂いたんで、とても嬉しかったのを覚えているよ」 ◆2002年8月◆ 珠美:「そして8月です。8月の講義は前の月からの続き物が多かったんですけれども、月初めの学園祭で、いよいよ順子ちゃんが登場したんですよね」 ◎仁経大2002年夏祭り・社会学部インターネット通信課程の部『麻雀ネットアイドル一色順子18歳』(02年8月4日) ……ギャンブル社会学・麻雀部門担当、それから珠美ちゃんの週休2日制導入に伴う欠員補充という事で、現役フリー雀荘メンバーの順子ちゃんを仁経大からスカウトして来たってわけだね」 ◆2002年9月◆ 珠美:「9月です。この頃になりますと、受講生さんの数も落ち着いて来て、良い意味で安定した運営が出来るようになって来ましたね。20万アクセスを達成したのもこの時期です」 ◎歴史学(一般教養)『学校で教えたい世界史』(現在21回まで終了/02年9月4日〜) ……高校の教科書をベースに、時間等の制約により学校では語れない範囲まで広げて、全般的な歴史学のお話をするという試みでした」 ◆2002年10月◆ 珠美:「さぁ、もう一息ですね。長丁場のトークライブになりましたけど、皆さんも頑張って聞いて下さいね(苦笑)」 ◎伝統文化論『江戸落語界出世事情』(全2回/02年10月13日〜20日) ……これぐらいがこの月のトピックスかな。『学校で教えたい世界史』の難航と高校講師の仕事が体に堪えてて、心身ともに疲れてたって記憶しかないなぁ」 ◆2002年11月◆ 珠美:「そして先月になったばかりの11月です。この月は一転して、色々な題材の講義が実施されました」 ◎文献購読(小説)『駒木博士のショート・ショート発表会』(全3回/02年11月4〜13日) ……だね。いつも『現代マンガ時評』で偉そうな事を言ってるクセに拙い作品ばっかりだけど、眼高手低(己の審美眼以上の作品は生み出せない、という意)を承知で描かせてもらったわけ。賛否両論だったけど、反応が返って来たってだけで嬉しかったね。それなりにインパクトだけはあったって事なんだろう。 ◎ギャンブル社会学「toto(サッカーくじ)売上げ低迷、その原因を探る」(現在2回まで終了/02年11月24日〜) ……これは久し振りの本格的なギャンブル社会学なんで、是非これからもどうぞよろしくって宣伝しておこう(笑)」 ◆そして、これから……◆ 珠美:「……というわけで、このトークライブもまとめということになりました」 (…本日のイベントはこれをもちまして終了致しました。なお、明日12月2日には、この会場にて『仁川経済大学コミックアワード』を開催致します。どうぞ、足をお運び下さいますよう、宜しくお願い申し上げます) |
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